道路信号機の値段

道路信号機の値段

2021年1月21日 

私たち、歩行者も車を運転する人も縁を切ることができないのが信号機です。

信号機の数は、全国で208,168台(警察庁ホームページ)あり、各都道府県の詳細は下記のとおりで一番多いのが東京、次に意外に愛知、、そして北海道の順です。

都道府県 信号機総数
警視庁 15,969
愛知県 13,304
北海道 13,016
大阪府 12,334
埼玉県 10,342
福岡県 10,248
神奈川県 9,556
千葉県 8,431
兵庫県 7,245
静岡県 6,854
茨城県 6,223
新潟県 5,186
栃木県 4,398
群馬県 4,230
広島県 4,055
福島県 4,027
長野県 3,567
宮城県 3,514
岡山県 3,437
京都府 3,354
岐阜県 3,276
三重県 3,249
鹿児島県 3,036
山口県 2,854
熊本県 2,834
青森県 2,526
富山県 2,442
長崎県 2,391
石川県 2,381
宮崎県 2,379
滋賀県 2,329
大分県 2,241
沖縄県 2,120
香川県 2,103
奈良県 2,068
愛媛県 1,984
岩手県 1,903
秋田県 1,892
福井県 1,885
和歌山県 1,869
山梨県 1,849
山形県 1,822
佐賀県 1,622
徳島県 1,589
高知県 1,509
島根県 1,424
鳥取県 1,301
合 計 208,168

令和元年度 警察庁HP

少し前に近くの交差点の信号機が交換になったので、信号機の値段がいくらか調べました。

色々なタイプがありますが、今回の信号機は上記のようにLEDの薄いタイプの物です。

信号機の大きさですが、意外に知られていないことですが、デカいんです。青、黄、赤の円が小さい物でも直径が30センチあり、大きな交差点用になるともっと大きな物もあります。つまり単純に少なくとも30センチとすると横に3つ並べて少なくとも90センチの大きさがある訳です。

 

そこで、上記の天白川大橋南交差点の信号機の値段ですが、信号機本体(LED、横形、アルミ、P11形、3色灯器)は1台、68,620円(積算価格)と意外と安かったです。

ただし、これを5基設置するので343,100円となります。また、矢印信号の矢印部(LED、単灯形、アルミ、P11形、矢印灯器)は、1台、36,170円(積算価格)、3灯の信号機の価格からすると割高感があります。

今回、信号機の交換なので信号機の柱を建てるといった工事はありませんが、合計で612,273円でした。

なお、今回は積算価格で、積算価格とは、警察本部が調達に当たり算出した基礎的な金額で、発注金額とは異なります。なぜこのような形になったかというと今回の工事は愛知県全体の中の交差点の改良工事の一つということで、実際の入札はその全金額で行われるため、1か所の信号工事の価格は出ないそうです。

令和元年 天白川大橋南交差点信号改良工事 (愛知県警察本部)

ところで、信号機は幹線道路だと警察本部から制御が出来たり、時間帯によって信号のサイクルの間隔が変わったりします。もっと詳しく調べたいと思ったのですが、なかなか文書の特定が難しかったです。

そこで、一つこんな資料が出てきました。よく情報公開請求をされるのだそうです。その名も『交差点表示秒数帳票』というもので、「何年、何月何日の何時の時の信号機のサイクルが知りたい」という請求をすると下記のようなものが出てきます。


クリックすると資料が開きます

同じ時間帯で違う曜日のサイクルを比較しましたが変わりませんでした。この辺りは、今後、もう少し深堀していきます。