2009年8月7日
アメリカ連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation)通称FBIのホームページの一つにwww.fbi.govというサイトがあります。FBIのサイトは、www.fbi.govで、このサイトでは、FBIの捜査や事件情報の提供を呼びかけたり、過去の事件についての記事、FBIの組織についてなどが記述されています。
他方で、fbijobs.govでは、FBIの捜査官や職員の募集が掲載されています。日本でいう「警察官採用」のようなものです。ただ、日本の警察官と異なり(日本は警察庁の採用警察官以外は地方公務員、その数は25万人)、FBIは、国家機関の司法省に属しており、国家公務員です。FBIの職員になるためには、アメリカ合衆国の国籍を有していること、大学を卒業していること、等があり、国籍を必要としていることを除いて、高校卒業でも入省できる日本の国家公務員より学歴が厳しいです。2008年で職員は31,244人で、12,851人の特別捜査官と18,393人のサポートスタッフの職員から成っています。ひょっとしたら、大学院卒が多いかもしれません。
さて、本題のこのFBIjobs.netの名の由来ですが、お解かりと思いますが、fbijobs.govからいただきました。私がドメインを登録したときは、まだ、fbijobs.comでしたが。
fbi.gov、nsa.gov、cia.gov、whitehouse.gov、これら政府系サイトは、末尾がgovです。これは、"governmental"(政府の)という単語からきてるといわれ、「.gov」が付くサイトは政府系のサイトであることを意味し(日本では「.go.jp」)、一般の人が、「.gov」が付くドメインを取得することはできません。そのかわり、fbi.com、cia.jp、whitehouse.comなど、「.gov」以外のドメインは、既に他の方(それら政府機関と関係のない方)が登録されています。
私が取得したのは、2005年です。この頃、政府系と同じ名前でドメインを取ろうとすると、かなり難しいことでした。
そもそも、なぜ、FBIだったのでしょうか?
私は、当時、アメリカのFOXチャンネルが作成したUFOや超常現象を題材とした『Xファイル(X-FILES)』の大のファンでした。
『Xファイル』は、FBI捜査官が超常現象などの不可思議な事件に挑んでいく姿を描いたもので、アメリカなど世界中にブームを起こしました。また、劇中では、外観だけですがFBI本部の建物も登場していました。
このドラマで、FBIに興味を持ち、たまたま、fbijobsが付くドメインが誰にも取得されていなかったので、fbijobs.jpというドメインを取得したのがきっかけです。
下記は、FBIjobsのCM動画です。まだ、この頃はFBIjobs.comでした。
トップの画像はFBIのサイトから
This site has nothing to do with FBI (Federal Bureau of Investigation).
I support activity of FBI.
If you want to look at a homepage of FBI, trace the following link.
https://www.fbi.gov/
https://www.fbijobs.gov/