2007年12月28日
民法が平成16年に現代語化の改正されました。表面的にはカタカナと漢字の文語調から現代語(口語化)に直しただけです。しかし、709条の不法行為については、異論もあるようです。
民法の現代語化は、研究会が立ち上げられて、そこで全17回の審議をされ、作成されたものです。その民法の現代語化の審議過程を記録した『民法現代語化審議メモ』などを資料内文書検索で閲覧することができます。
この検索システムでは、全17回の審議のうち、審議メモとして残されていた2回から17回までの審議メモと席上で配布された資料の一部が閲覧できます。
この資料から分ることは、当初は研究会がもっと踏み込んだ現代語化をしようとしていたということでした。
研究会の資料のうち、特に興味深い民法第708条、詐害行為取消権、安全配慮義務、民法第709条の不法行為は、特集記事を組んであります。
これらの資料が、民法の研究にお役立てれば幸いです。
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