2010年2月17日
アメリカのある街に、アメリカで、いや、世界で一番、強盗に遭遇する銀行があります。その銀行は週に2回は銀行強盗に襲われています。そして、その銀行がある街は、至る所にギャングや麻薬の売人が潜んでいます。
「さすが犯罪が多いアメリカ」と思いますが、実は、FBIアカデミーの中にある街を紹介している記事の一節です。
ワシントンD.C.の程近くにあるFBIアカデミー内は、10エーカー(40キロ平方メートル)以上もの敷地内に街を再現し、そこにホテルや学校、民家、コインランドリーまで様々な建物を精巧に再現して造られているのです。この街は、ハリウッドのセットデザイナーの力を借りて造り上げました。
そこでは、毎日のようにFBIの特別捜査官や特殊部隊を目指す学生(もちろんFBIの試験に合格した人のみ)の訓練が行われています。
そして、アカデミー内にある街の中の郵便ポストも偽物なのですが、ホンモノと間違えて郵便を投函する人が絶えず、ポストの中が一杯になってしまったことがあり、さすがに、困り果て投函口を溶接で塞いだそうです。
次に、襲撃や突入訓練に頻繁に使われる民家が下の写真です。
犯人役には近隣の住民が協力して参加します。一般人を使うことで、民間人なのでプロの予測に反する動きをすることがあるので、訓練には良いのでしょう。
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FBIアカデミー(Googleマップ) |
下記は、FBIの職員を募集するCM動画です。アカデミーに入るには、23歳から37歳までで、会計、法律、コンピューター、外国語などのどれか一つ以上の学位を取得していることが必要で、応募して筆記試験、体力測定等に合格することが必要です。しかし、残念ながら、一番重要なことは、応募をするにはアメリカの市民権を取得していることが必要です。動画は、本家のFBIjobs.govで観ることができたものです。
原文記事
THE BADDEST TOWN IN AMERICA And the FBI Owns It.(英語)
FBIアカデミーホームページ
The FBI Academy(英語)
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